クリエイターは幼き頃から研ぎ澄まされたセンスと経験(場数)で培った高いスキル(個性)によって一匹狼でも生きていける人種です。しかし、そのスキル(個性)を磨いていかなければ、いつか淘汰されてしまうリスクを抱えていることも否めません。ほんのひと握りを除き、社会的に高い地位に到達しにくい人種だと、私は強く感じていました。
欧米では当たり前のスタイルである「経営者の隣にクリエイティブパートナー」。残念ながら日本においてはまだまだ浸透していません。この国ではまだまだクリエイターの評価が低いと感じています。私はこれからの情報化社会にこそ、クリエイターの存在意義があると思っています。わが国におけるクリエイターの地位向上のためにも、一匹狼に勝る組織化を果たしたいと思いました。
毛利元就の“三本の矢”という話があります。一人では限界を感じる(心が折れる)ことも、三人が結束すれば3倍以上、5倍・10倍もの創造力・実行力が発揮されるのです。各クリエイターの得意な分野を持ち寄り(シェアして)、一つの仕事をみんなで完遂する。そういう組織を構築したいという一心が根底にあります。
“三本の矢”とともに、私たちは“一本の線”を大事にします。その一本一本の線が重なればたくさんの線がつながってやがて強固な“1枚の面”になります。一本の線を重ねて強固な面にするモノづくり。これを約束し遂行するために、クリエイター集団イエローバードを立ち上げました。ビジネスだけでなく、人としても一本の筋を通す意志も込めています。
三本の矢による組織力をもって、一本の線を重ね、強固な面を創るコンセプトで、デザインの力を持ってワクワク感を生み出し、いかなる状況下においてもNEVER GIVE UPの精神で、お客様に“最幸”のサプライズをお届けできるよう、モノづくりに取り組んでまいります。